2017年9月24日(日)爽やかな秋晴れの午後、
第1回情報交換会「おせっ会」を開催しました!
運営メンバー含めて総勢17名、遠くは青森、長野からも駆けつけてくださいました。
自己紹介の後、3グループに分かれて、いよいよグループワークが始まります。
テーマは「あなたの地域は看取れますか?」
①あなたにとって「看取れる地域とは?」それぞれの想いを発表
②「看取れる地域でない」場合にはその理由を共有
③「看取れる地域にする」ための解決策を考察
④解決先を実行するために「明日からできること」を模索
付箋と模造紙を使いながら、熱いディスカッションが始まりました。
こちらのグループでは、
「看取れる地域」として、医療者側の理解、サービスの充実、ハード面の充実に加えて、看取りについての啓発、想いを伝え相談しあえるコミュニティー作り、などが挙がりました。
こちらのグループでは、
「看取れる地域」として、家族、看護師、医師、医療体制、社会問題、のカテゴリーから、
本人や家族が想いを語り、選択できるような支援体制、地域づくりなどが挙がりました。
こちらのグループでは、
「看取れる地域」として、病院の理解、支える多職種の仲間、医師、住民の意識変化、生活継続のサポート、意思決定、施設、教育、行政のカテゴリーから、意思決定の支援や、多職種連携、病院・施設・在宅に関わる看護師の連携などが挙がりました。
病院、施設、在宅、教育、様々なフィールドから仲間が集まり、意見を出し合う、あっという間の2時間でした!
アンケートの一部をご紹介します。
●本日の感想
・地域の看取り、これからも増えていくと思います。参加者の皆さんの気持ち、思い、みんな一緒でした。それが職場に持っていければ・・・。私自身、在宅へ繋ぐため参考になりました。
・地域で看取ることができるようになるには・・・ということが考えることができて、自分自身が、まだ力を出し切れていないと感じました。
・熱い参加者の皆さんに会えて良かったです。
・大変、勉強になりました。ありがとうございました。
・生活を支える看護師の役割を理解する場になった。地域連携ができないところは組織が崩壊していく印象がある。
・この会に、看護職(管理職クラスも)にも参加してもらいたい。
・志の高い方々のお話を聴ける機会はとても刺激的で学びが大きい。
・多くの意見交換が、楽しく活発にできた
●「おせっ会」に参加し、私が明日から出来る(変えられる)こと
・病棟看護師に伝えていきたい。
・在宅から病院へのフィードバックをしっかりと続けていきたい。
・SNSを利用して、情報発信。
・看護師の発言力を高めるために考えねば、という看護師としての自分の気持ちが高まった。
・自分でできることをまず考え、進めていきたい。
・特別養護老人ホームでは、まだ看取ることができない現状がある。まずご本人、ご家族が十分に思い、考えられるよう施設は社会資源をお伝えできるようにしていきたい。
・病院から在宅へ繋げるために、患者さんへの退院時の説明方法が変えられます。
次回の情報交換会「おせっ会」は年明けに開催を予定しています。
10月は勉強会「知恵袋」「『快』適な排便のために」を開催します。(もちろんディスカッション付き!)
皆様のご参加をお待ちしています!